柳楽優弥や石原さとみ、次のNHK朝ドラの主演が決まっている貫地谷しほりなど旬の若手キャストが主演している。監督は「ケイゾク」「明日の記憶」の堤幸彦。 人に言えない傷ついた出来事をインターネット上で募り、その出来事が起きた場所にク ラブのメンバーが包帯を巻き、その写真を投稿者に届ける。写真に添えられた「ドンマイ!」の文字を見て、閉ざしていた心を柔らかにしていく投稿者たち。し かし、この活動は思わぬ波紋を呼ぶことに…。親も子供も必死で余裕がない。現代の風潮を凝縮したような描写に心が痛む。15日公開。 ZAKZAK 2007/09/18
Tuesday, September 18
Monday, September 17
Sunday, September 16
石原さとみのセーラー服姿に柳楽優弥
が萌え~「秒殺ですよ」
ロケ地の高崎市名物、だるまを持ち大入りを祝った(左から)佐藤千亜妃、田中圭、石原さとみ、柳楽優弥、貫寺谷しほり、関めぐみ=東京・銀座
俳優、柳楽優弥(17)と石原さとみ(20)の初共演映画「包帯クラブ」(堤幸彦監督)が15日、初日を迎え、東京・銀座の丸の内TOEI(1)で舞台あいさつした。
堤監督、原作者の天童荒太氏以外の出演陣は、劇中衣装で登場し、高校生を演じたさとみはセーラー服姿。「ハタチで制服ってどうかと思いましたけ ど、勇気を振り絞って着てきました。もしかしたら最後かも」と照れると、柳楽が「秒殺ですよ、見とれてます。まだイケる」とフォローし、満員の会場を沸か せた。
同作は心が傷つくきっかけとなった場所に包帯を巻く高校生たちの物語。
2007/9/16 Sanspo
柳楽優弥が制服姿の石原さとみをチラチラ
- 映画「包帯クラブ」の初日あいさつで笑顔を見せる石原さとみ、柳楽優弥
シャイで無口な俳優柳楽優弥(17)がなんだか最近ギラギラ!? 15日、主演映画「包帯クラブ」(堤幸彦監督)が公開初日を迎え、東京・丸の内 東映で舞台あいさつを行った。壇上で共演の女優石原さとみ(20)の制服姿に「見とれてしまいます」とチラチラ。柳楽は同映画のキャンペーンのたびに石原 へのラブコールともとれる発言を連発しており、早速周辺取材を開始した。
この日、出演者は劇中の衣装で登場した。高校の制服姿の石原は「20歳で制服なんてどうしようかと思ったけど、勇気を振り絞って着ました」と、み るみる顔が真っ赤に。感想を求められた柳楽は「いやもう、秒殺ですよ。見とれてしまいます。まだまだいけると思うんですけど」。すると、「誰も知らない」 でカンヌ映画祭男優賞受賞で評判になった「目力」で、隣の石原をチラチラ。「上から見ないで~」と照れさせた。
これまで、柳楽は会見や舞台あいさつでは緊張気味で口数が少なくマスコミ泣かせだった。しかし、常に石原と出席する同映画のイベントでは様子が違う。
7月の製作発表は「石原さんはすごく優しかった。明日も優しくしてもらえるかなーと、そんなことばかり考えて撮影していました」。8月の試写会は 「石原さんは僕のこと好きなんじゃないの、って思うくらい優しかった。僕、勘違いしやすいんです」と、石原についてのコメントはどんどん弾み、ついにこの 日は秒殺発言だ。
さらに劇中で使った「関西弁を話したい」とアピールすると「包帯巻いて何か変わったら、めっけもんや!」と、お気に入りのセリフを披露するなどノリノリだ。
果たして柳楽を変えたのは映画なのか石原か? 映画は心に傷を負った人々を癒やすため、さまざまな場所に包帯を巻く若者たちの青春物語。撮影中も 主要メンバーでカラオケや食事にも出掛けたという。関係者によると、本来の柳楽は明るくノリがいい性格。同世代に囲まれた気安さと、若手女優でも飛び抜け て明るく自然体の石原に触発され、素顔を出し始めたと見る向きもある。ただし、決定的な証言は「包帯クラブ」の関係者をぐるぐる見渡しても、たどりつけ ず。ますます気になる10代の変身だ。
[2007年9月16日 Nikkansports ]
最後の?制服姿を披露した石原さとみ(左)を絶賛した柳楽優弥=東京・丸の内TOEI
俳優の柳楽優弥(17)と石原さとみ(20)がダブル主演を務める映画「包帯クラブ」の公開初日舞台あいさつが15日、都内で行われた。石原は劇 中のブレザーの制服姿で登場。「制服を着るのは最後かも。20歳なので不安だったけど、勇気を振り絞った」と話すと、柳楽は「秒殺ですよ。見とれちゃう。 まだまだイケます」と興奮気味に鼻の下を伸ばした。同作は、高校生たちが、傷ついた人の傷ついた場所に包帯を巻きに行く運動をする物語。柳楽は「前より人 に優しくなった」と自身の成長を認めた。
2007/9/16 Daily Sports
Friday, September 14
柳楽優弥、包帯で子供癒やす…ユネスコに寄付
映画「包帯クラブ」(15日公開、堤幸彦監督)に主演する俳優の柳楽優弥(17)が13日、東京・恵比寿の民間NGO「日本ユネスコ協会連盟事務 局」を訪れ、映画の撮影で使わなかった包帯約1200本を寄付した。包帯は同協会を通して、医療用品が不足しているアフガニスタンやネパールの診療所に贈 られる。柳楽は映画のストーリー同様「この包帯で子供たちが癒やされれば」と語った。
柳楽はジャケットにネクタイ姿で事務局を訪問。アフガニスタンの首都カブールにある「母と子の診療所」のムハマド・アスガル・アフマディアル医師、日本ユネスコ協会連盟・内田眞朗事務局長に包帯約1200本をプレゼントした。
同診療所では毎日300人の子供や母親の治療を無料で行っているが、慢性的な医療用品不足に悩まされているという。この日偶然来日中だったアスガ ル医師は「包帯は毎日4~5件行う手術に使いたい。冬の厳しいカブールでは子供たちがストーブでやけどする事故が増えています。その治療にも役立ちま す」。柳楽は「この包帯で世界の子供たちが癒やされればすごくうれしいです」と照れながら語った。
映画は、人々が傷ついた場所や物に包帯を巻き付け、癒やしを与える活動を繰り広げる「包帯クラブ」の若者を描いた青春ドラマ。撮影では約2000 本の包帯が使用されたが、使わなかった分の包帯がアフガンとネパールの診療所に寄付された。劇中、柳楽演じる主人公は、アフガンをはじめ恵まれない国の子 供にも思いをはせる。「僕もそのセリフにはすごく共感した。実際に包帯が渡せることになってうれしい」
アスガル医師は最後に柳楽と握手を交わし「カブールにぜひお越し下さい。私が案内しますよ」とラブコール。旧政権タリバンが勢力を拡大しており、 現地は危険な情勢だが「行ってみたい。ドキュメンタリーとか撮ってみたいですね。最近は注目して見るようにしてます」と目を輝かせた。
(2007年9月14日 Yomiuri )