Kikuchi, Yagira to voice act in 'Genius Party'

Oscar-nominated actress Rinko Kikuchi and young actor Yuya Yagira, who won Best Actor at Cannes in 2004, will be taking on their first voice acting roles in "Genius Party."

Produced by Studio 4°C, "Genius Party" is an anthology of several short animated films. Kikuchi and Yagira will provide voices for the segment "Baby Blue," which is directed by Shinichiro Watanabe (Cowboy Bebop, Samurai Champloo). The piece is described as a high school love story.

"Genius Party" is slated for release in July. In February 2008, the movie is scheduled to participate in the Japan Festival at the Kennedy Center in Washington, D.C. The film's producers said they have further international screenings planned after the festival.

Sun, March 18, 2007 (5:10pm EDT) Sankei Sports

柳楽優弥＆菊地凛子がアニメ「ＢＡＢＹ　ＢＬＵＥ」
声優で“黄金タッグ”

柳楽優弥と菊地凛子が声優として初共演した、「ジーニアス・パーティ」の中の「ＢＡＢＹ　ＢＬＵＥ」

　２００４年のカンヌ国際映画祭で史上最年少にして日本人初の最優秀男優賞に輝いた柳楽優弥（１６）と、今年の米アカデミー賞で日本人として４９年ぶりに助演女優賞候補となった菊地凛子（２６）が声優として初共演することが１８日、分かった。

　“黄金タッグ”が挑むのは、アニメ企画・制作会社「ＳＴＵＤＩＯ４℃」が手掛けた新感覚のオムニバス映画「Ｇｅｎｉｕｓ　Ｐａｒｔｙ」（７月公開）の核となる作品「ＢＡＢＹ　ＢＬＵＥ」（渡辺信一郎監督）。幼なじみの高校生を主人公にした青春ラブストーリーだ。

　２人とも声優は初挑戦だが、演技者としての勘が鋭い柳楽はすんなり役に入り込めた様子。「絵に声を合わせるのが難しかったですが、いい経験をさせていただきました。刺激的な、楽しい経験でした」という。

　一方、「バベル」でろうあ者役を好演した菊地は、今度は声だけで表現することになり、「なるべく体を動かすようにしてやりました」と工夫。その結果「だんだん快感になってきました」とアフレコを振り返った。

　同作は、来年２月に米ケネディセンターで行われるジャパンフェスティバルで上映されることも決定。製作サイドは同フェスティバルを機に、世界公開に向けて動き出す予定だ。

2007/3/19 Sanspo

柳楽＆凛子が声優世界デビュー

　女優の菊地凛子（２６）と俳優の柳楽優弥（１６）が、７本の短編作品を集めたオムニバスアニメ映画「Ｇｅｎｉｕｓ　Ｐａｒｔｙ」（７月公開）で声 優デビューすることが１４日、分かった。同作品は来年２月に米ワシントンで開催される日本文化紹介のための「ジャパン・フェスティバル」に進出することも 決定。ともに世界的な映画祭をにぎわせた２人が今度は日本アニメの顔として海を渡る。

　カンヌ映画祭主演男優賞受賞の柳楽とアカデミー助演女優賞ノミネートの菊地。世界の映画界に認められた２人が声優として海外へ打って出る。

　ともに声優初挑戦の２人が共演するのは、７本の短編を集めたアニメ映画「Ｇｅｎｉｕｓ―」のうちの１本となる「ＢＡＢＹ　ＢＬＵＥ」（約１５分、 監督・渡辺信一郎）。久々に再会した幼なじみの高校生の男女が授業を抜け出して不思議な旅に出るという青春ラブストーリー。柳楽と菊地が主人公の高校生の 繊細な感情を演じる。

　同映画はヒット作「鉄コン筋クリート」を手掛けた日本アニメを代表する製作会社「ＳＴＵＤＩＯ４℃」のもと、トップクリエーター７人が作品を持ち 寄った短編オムニバス。日本アニメは欧米でも人気が高いが、同映画も来年２月に米ワシントンＤＣのケネディセンターで開かれる日本文化の紹介イベント 「ジャパン・フェスティバル」での上映が決定。２人の出演でアニメだけでなく、世界の映画関係者の注目を集めることになりそうだ。

　このほどアフレコを終えた柳楽は「絵に声を合わせるのが難しかったです。声優の仕事は初めてなので刺激的な、楽しい経験でした」。菊地は「口を合 わせるのがすごく難しかったんですが、途中から慣れてきて、それがだんだん快感になってきますね」。２人のアフレコを見守った渡辺監督も「抑えた演技で、 なおかつ声だけでも存在感を出せる人、ということで２人を選びました。どちらも最高に気に入っています」と絶賛している。

2007/3/19 Yomiuri